2011/09/29

スラチャイのタイ語教室

文章は小学校の教科書からではなくって、タイの実社会で使われているものを採用しました。

วันเวลาข่างผ่านไปไวเหลือเกิน
It is unbelievable how time flies!
時の経つのは信じられないくらい速いものですねー!

語彙:
วัน ワン(平声3-3) wan  日
เวลา  ウェーラー(平声3-3) wee(i)laa  時間
ช่าง チャーン(下降声5-1) ch>aang  職人(ここでは職人の意味ではなくって、直前のเวลาを修飾する。あえて日本語に翻訳すると、時間ちゃん^^)
ผ่าง パーン(低声1-1) ph,aang  通る、通過する
ไป パイ(平声3-3) pai  行く
ไว ワイ(平声3-3)  wai  (速度や動作が)素早く、機敏に
เหลือเกิน ルア(上昇声1-5)カーン (平声3-3)  l<u(i)a kaa(*)n  過度に

声調の説明

タイ語の単語は5種の異なったパターンで発音されます。

(平声3-3)
(低声1-1)
(下降声5-1)
(高声5-5)
(上昇声1-5)

の5種類です。

普通の高さを3とし、1が低い音、5が高い音を示します。

タイ語の子音、母音は日本語の発音パターンには含まれていないものが多いので学習はけっこう難しいです。
日本語の母音に近いのは「あ」と「い」くらいのものですが、それらとて日本語の「あ」「い」と、まったく同じではないのです。

タイ語の子音には二重子音という厄介なものがあります。ふたつの子音を同時に発声すると解説書には書かれていますが、厳密には可能な限り短い時間内でふたつの子音を発声するということです。

具体例をあげます。

ปลา プラー(平声3-3)plaa 魚
ป  頭子音 p
ล  頭子音  l
า  母音 aa

「p」と「l」とを、ほぼ同時に発声するので、パーに聞こえます。
実際、タイ人でも教育程度の低い人ほど「l」を省略してパーと発声する人が多いです。
教育を受けた人は、その程度が高いほど、この二重子音の発声は厳格に守る傾向にあるようです。

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