2010/07/21

明と暗

100名以上の犠牲者を出した大韓航空爆破事件、主犯格の一人金賢姫(キム・ヒョンヒ)の犯した罪は消えない。
北朝鮮の強い要望で韓国政府から恩赦を受け死刑囚から一般人に復帰している。
マスコミも金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚に同情的で彼女の犯罪を仕方がなかったと受け入れる認識だが、なんだか割り切れない気分がするのは私一人だけであろうか。
昨日金賢姫元死刑囚が来日、拉致被害者と面会を果たした。
彼女は拉致被害者の気持ちを考えて少しでも手助けをしたいのだろう。
けれどもあの大きな衝撃の事件を忘れ去って良いものだろうか。
明と暗、今朝、金賢姫元死刑囚来日の記事を読みながら、そんなことを考えていた。
罪は許されたと言うのでしょうか?

srachai from khonkaen, thailand

cite from Mainichi Jp
<金賢姫元死刑囚>田口さん絶対生きている…長男らと面会

 初来日した北朝鮮の元工作員、金賢姫(キム・ヒョンヒ)元死刑囚(48)が20日、拉致被害者の田口八重子さん(行方不明時22歳)の長男、飯塚耕一郎さん(33)と兄で拉致被害者家族会代表の飯塚繁雄さん(72)と、長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘で面会した。昨年3月に韓国で初めて会って以来の再会。繁雄さんは会見で「金さんは改めて『(田口さんは)絶対生きている。そのうち帰ってくる』と言ってくれた。大事な生き証人として今後も(交流を)つなげていきたい」と述べた。【合田月美、袴田貴行】

cite from wikipedia
2010年7月20日早朝、政府のチャーター機で来日が実現。23日まで日本に滞在し、拉致被害者家族と面会する予定である。滞在の場所として鳩山由紀夫元総理大臣の軽井沢別荘が警備上等の理由で選ばれている。日本政府は元来、死刑囚の入国は出入国管理及び難民認定法の規定で認めていないが、法務大臣が出入国管理及び難民認定法の12条特例条項を適用して入国を認め、日本の警察も旅券偽造容疑による事情聴取も今回来日中は見送る方針である。

1987年11月29日 - 平壌の順安飛行場から、モスクワ・オーストリア・ベオグラードを経てバグダッドに到着し、ここからKAL858号機に乗り込んだ。アブダビでパナソニックのAM/FMラジオRF-082型(実際にラジオとして動作する)に偽装した時限爆弾と、酒瓶に詰めた液体爆弾を青のビニール製ショッピングバッグに詰め、座席 (7B、7C) の上の棚に置いたまま二人は飛行機を降り、バーレーンに向かう。

大韓航空858便(ボーイング707、登録記号HL7406)は、イラクのバグダッドを出発し、アラブ首長国連邦のアブダビ、タイ王国のバンコクを経由して韓国のソウルに向かうフライトプランであった。この便の乗客のほとんどは中近東への出稼ぎから帰る韓国人労働者だった。

パイロットは緊急信号や地上の管制塔に緊急事態を宣言する間もなく、爆発の衝撃で即死した[2]と見られる。乗客・乗員115人全員が行方不明(12月19日に全員死亡と認定)となった。

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